どこにつくるか
新しい電波塔建設において、土地の問題というは大きな問題ではありました。建設地を公募で集めると10以上の地域からの応募があったそうです。そんな中、建設地がなぜ「墨田区」になったかと思う人もいるかもしれませんね。選べれた理由は、当然ですが土地・周辺の立地条件など電波塔としての役割を十分に担っていける場所である事が大前提ではありました。地域としても墨田区のとなりの台東区は「浅草」という観光スポットがあります。浅草に観光で訪れた人を墨田区の観光タワーにもという狙いがマッチしたともいえるかもしれません。地域の活性化という大きなテーマを持った場所につくる方がより良い効果を生むと思われていました。墨田区に決まったもうひとつの大きな要因はきっと「東武鉄道」の存在だったと思います。タワー予定地は東武鉄道が所有していた土地で、有効活用することがあまりできていませんでした。東武鉄道が、会社を挙げて、電波塔の誘致に乗り出した事もきっと決定する要因になっていたと思います。