東京タワーの世代交代
東京タワーも造られた頃は、周りの建造物よりも群を抜いて高い建造物でした。知らない人もいるかもしれませんが、東京タワーの役割というのは「電波塔」だったのです。観光スポットとしては有名ですが電波塔であった事は知られていないかもしれないです。そんな役割を持った東京タワーも時代の流れの中で、周りに高層ビルが立ち並ぶようになってくると高さが足りなくなってきました。今はデジタル放送ですが、東京タワーが活躍していた頃は、アナログ放送だったのです。デジタル放送に移行すると同時に新しい電波塔が必要だとなっていくのでした。
新しい電波塔を
東京タワーから電波塔の役目を受け継ぐとなっても、同じ高さで造っては高層ビルによって影になってしまうなどの可能性が出てきてしまいます。東京タワーと同じように造るなら「世界一」を目指す構想になっていきました。