未来を見ていける
新しいシンボルが完成した。東京スカイツリーは、東京タワーと同じような状況になったと言えるでしょう。東京タワーが完成したのは、戦後の日本で平和のシンボルとされて、当時の国民の中に大きく根付いたのだと思えます。そして、東京スカイツリー建設中にくしくも似た状況になってしまいました。東日本大震災が起きてしまうのです。建設中だった現場でも揺れは大きく感じられるほどの強さだったことでしょう。そして何より、とても甚大な被害が出てしまったのです。津波・火災など地震に起因した災害が起こってしまいました。そんな年に東京スカイツリーが完成するのです。東京タワーの電波塔として役割だけでなく、未来を見せてくれる希望のシンボルとしての役割も担う事になったのです。復興ができたといえるようになったら、東北の人達には東京タワーと同じようなシンボルとして扱ってもらえたらとは思いたいです。日本の底力はここまできたぞというのを見ておきたいですね。